Pandora: Documentation ja: IPAM

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1 IPAM 拡張

IPAM 拡張を使って、指定したネットワーク上のホストの管理、検出、変更イベントの取得ができます。指定した IP アドレス (IPv4 または IPv6) 稼働状況 (ping 応答)、ホスト名 (DNS 名前解決の利用) の変更を知ることができます。また、OS の検出および既存の IP アドレスに追加して現状の Pandora FMS エージェントへ IP アドレスをリンクすることができます。IPAM 拡張は、ベースに自動検出サーバと自動検出スクリプトを利用します。ただし、ユーザは何も設定する必要はなく、IPAM 拡張が自動的に設定を行います。

IP 管理は、Pandora FMS エージェントで管理している監視とは別に動作します。IPAM 拡張で IP アドレスを管理対象にすることもしないことも自由にできます。管理対象 IP アドレスは、オプションで変更イベントを生成することができます。

1.1 IP の検出

ネットワークを(ビットマスクまたはプリフィックスを使って)設定でき、そのネットワークは、自動または手動実行で探索されます。これには、自動検出タスクが実行され、(IPv4 では nmap、IPv6 では ping を用いて)稼働中の IP を検出します。ステータス表示でネットワーク探索の進捗を見ることができます。また、自動検出サーバでも見ることができます。

1.2 表示

ネットワーク IP アドレス管理と操作は、アイコン画面と編集画面の 2つの画面に分かれています。

1.2.1 アイコン画面

IPAM icons.png

この画面は、利用済の IP アドレス数およびパーセンテージ情報(管理対象アドレスのみ)を含めた、ネットワークの情報を表示します。フィルタリングした一覧は、Excel/CSV にエクスポートすることもできます。

アドレスは、大きいアイコンまたは小さいアイコンで表示されます。このアイコンは、次の情報を持ちます。

管理対象
設定 稼働ホスト 応答のないホスト
エージェント未割当

無効化イベント
Green host.png Red host.png
エージェント割当済

無効化イベント
Green host agent.png Red host agent.png
エージェント未割当

有効化イベント
Green host alert.png Red host alert.png
エージェント割当済

有効化イベント
Green host agent alert.png Red host agent alert.png
管理対象外
設定 稼働ホスト 応答のないホスト
IP アドレスが管理対象外の場合、応答があるかどうかのみを参照できます。 Green host dotted.png Not host.png

バージョン 5.1 SP1からは、予約されている IP は水色の背景になります。そうでなければ白い背景になります。

それぞれの IP アドレスには、右下に編集する(管理者権限が必要)ためのリンクがあります。左下には、検出した OS を表示する小さいアイコンがあります。無効化したアドレスでは、OS アイコンの代わりに、以下のアイコンが表示されます。

Disabled.png

メインアイコンをクリックすると、関連付けられたエージェント、OS、該当 IP および、その他、作成日時、最新の編集日時、サーバがチェックした最新の時間など、すべての IP 情報を表示する別ウインドウが開きます。ここでは、IP が ping に応答するかの確認を、手動でリアルタイムで実施することもできます。

IPAM Details.png

Template warning.png

この ping は Pandora FMS コンソールがインストールされたマシンから実施されます。

 


バージョン 5.1 SP1から

空き IP を管理しやすいように、予約または管理対象にする次の空き IP をダイアログ表示するボタンもあります。

Next free ipam.png

1.2.2 編集画面

十分な権限があれば、IP アドレスが一覧で表示された設定画面にアクセスできます。必要な IP だけを表示するようにフィルタし、一度にすべてを変更し更新することができます。

ホスト名、Pandora FMS エージェントがあるか、また OS など、いくつかのフィールドは、自動検出スクリプトによって自動的に設定されています。これらのフィールドを "手動" に設定し、編集することができます。

手動と自動の切り替え
Manual.png 手動モード(Manual mode): この表示の場合、自動検出システムでフィールドは更新されません。手動で編集できます。クリックすると、自動モードに切り替えることができます。
Automatic.png 自動モード(Automated mode): このアイコンの場合、自動検出スクリプトによりフィールドは自動で更新されます。クリックすると、手動モードに切り替えることができます。

Template warning.png

"手動" に設定されたフィールドは、自動検出スクリプトでは更新されません。

 


他に編集可能なフィールドは次の通りです。

- IP アドレスにおけるイベントの有効化。このアドレス(応答の有無)やホスト名の変更が発生した場合、新たなイベントが生成されます。

アドレスが作成されたときは、常にイベントが生成されます。

- 管理対象 IP アドレスマーク。このアドレスは、ネットワーク上で使われておりシステムで管理対象になっています。管理対象アドレスのみを表示するようにフィルタリングできます。

- 無効化。無効化 IP アドレスは、自動検出スクリプトでチェックされません。

- コメント。各アドレスの任意のコメントフィールドです。

IPAM edition.png

1.3 一括操作画面

バージョン 5.1 SP1から、多くの IP グループを管理しやすいように一括して IP を管理するためのタブがあります。

Massive ipam.png

1.4 フィルタ

両方の画面で、IP、ホスト名、更新順でソートすることができます。

文字列でのフィルタもでき、システムの IP、ホスト名、各IPのコメントにマッチします。検索ボックスの近くのチェックボックスをチェックすることにより、IP による完全一致になります。

デフォルトでは、応答の無いホストは表示されませんが、フィルタを変更することができます。

管理対象の IP アドレスのみを表示することもできます。

1.5 サブネット計算機

IPAM には、IPv4 および IPv6 のサブネットを計算するルーツがあります。

このツールでは、IP アドレスとネットマスクを使って、次のネットワーク情報を確認することができます。

  • ネットワーク(アドレス/ビットマスク)
  • ネットマスク
  • ネットワークワイルドカード
  • ネットワークアドレス
  • ブロードキャストのアドレス
  • 最初の有効なIP
  • 最後の有効なIP
  • ネットワーク内のIPの数

Info.png

これらのフィールドは、アドレスフォーマット(IPv4では10進数、IPv6では16進数)またはバイナリフォーマットで入力します。

 


IMAP Calculator IPV4.png
IPv4

IMAP Calculator IPV6.png
IPv6

1.6 ユーザの ACL

バージョン 5.1 SP1から

ネットワークを設定するとき、以前のバージョンのデフォルトでは全ユーザが IPAM ツールにアクセスできましたが、このバージョンからはネットワーク管理ができるユーザ一覧を定義することができます。管理者権限のユーザが全体へアクセスできます。

1.7 自動検出タスクの作成

IPAM 拡張は、自動検出サーバの仕組みを利用します。IPAM 拡張を操作すると、いくつかの IPAM 自動検出タスクが作られます。それらは編集や変更したりしないでください。また、手動で IPAM の自動検出タスクを作成しないでください。正しく動作しなくなります。IPAM の操作は、IPAM 拡張から行う必要があります。

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