Pandora: Documentation ja: Installing

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Contents

1 Pandora FMS コンソールとサーバのインストール

1.1 必要最低ハードウエアスペック

1.1.1 コンソールおよびサーバ

  • エージェント数 500 もしくは、モジュール数 5,000: メモリ 3GB、2.5GHz のシングルコア CPU、7200rpm 以上の高速ハードディスク。80%のモジュールでデータ収集を行い、平均の実行間隔が 5分の場合。
  • エージェント数 2,000 もしくは、モジュール数 10,000: メモリ 8GB、2.5GHz のデュアルコア CPU、高速ハードディスク(7,200rpm もしくは SSD)。80%のモジュールでデータ収集を行い、平均の実行間隔が 5分の場合。MySQL を十分にチューニングする必要があります。
  • エージェント数 4,000以上: メモリ 16GB、3GHz のクワッドコア CPU、高速ハードディスク(15,000rpm または SSD)。80%のモジュールでデータ収集を行い、平均の実行間隔が 5分の場合。MySQL を別のサーバに置くことをお勧めします。MySQL を十分にチューニングしたり、Percona XtraDB を利用する必要があります。

これらのデータは「概算」であり、監視の種類、複雑さ、ネットワークの速度、機器の可用性などの要素によって異なる場合があります。

Template warning.png

仮想環境で Pandora FMS を利用する場合は、高速アクセスが可能なあらかじめ確保した個別のディスクを割り当てるようにしてください。

 


Info.png

パフォーマンスに大きく影響するため、SSD の利用を強くお勧めします。

 


Info.png

ディスクは、最低 16GB、推奨 25GB 以上の空きが必要です。ログ保存などの機能を使用したり、1ヶ月以上古いデータを保存したい場合は、ヒストリデータベースを使用してください。

 


1.2 ソフトウエア条件

Pandora FMS が、公式にサポートしているプラットフォームは Linux です。Pandora FMS バージョン 5.1 からは、Windows Server もサポートしています。サーバとコンソールでサポートしている Linux のディストリビューションとバージョンは次の通りです。

コンポーネント OS
Pandora FMS 7.0
  • Microsoft Windows Server (2003 またはそれ以上)
  • RedHat Enterprise (RHEL) 6.x および 7.x
  • CentOS 6.x および 7.x
  • SLES 11 SP1 またはそれ以上
  • OpenSUSE 11.x またはそれ以上
  • Debian 5, 6 および 7 またはそれ以上
  • Ubuntu 11 またはそれ以上

公式サポートではありませんが、その他 Pandora FMS が動作するプラットフォームは次の通りです。

コンポーネント OS
Pandora FMS 4.0 またはそれ以上
  • FreeBSD 9.x, 10.x
  • Solaris 10 / OpenSolaris

Pandora FMS エージェントは、最近のほとんどの OS で動作します。詳細は、エージェントの条件の項を参照してください。

1.2.1 データベースの条件

Pandora FMS をインストールするには、MySQL データベースが動作している必要があります。MySQL は、Pandora FMS をインストールするのと同じサーバ上でも、Pandora FMS サーバ/コンソールから TCP/IP ネットワーク越しにアクセス可能な別サーバでも構いません。次の情報が必要です。

  • MySQL サーバの IP アドレス (Pandora FMS サーバと同じサーバにインストールした場合は localhost です)
  • データベースとユーザを作成できる 権限のあるユーザ (通常は root)。このユーザは、Pandora FMS サーバホストの IP アドレスから接続できる必要があります。
  • 権限ユーザの パスワード

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上記の調整は、Pandora FMS をインストールする前に行う必要があります。MySQL サーバのインストール方法がわからない場合は、それに関するオンラインドキュメントを確認してください。OS や Linux のディストリビューションごとに異なるため、ここでは説明しません。

 


1.2.2 サーバの条件

iThreads が有効にされた Perl 5.8 が動作していれば、どんなオペレーティングシステムでも動作しますが、Linux のみを推奨およびサポートしています。推奨するディストリビューションは、SUSE (SUSE もしくは OpenSuse) および Ubuntu / Debian です。 BSD や Solaris で動作している事例もあります。

Pandora FMS は、情報を保存するために MySQL サーバを必要とします。MySQL は、それがサポートしている環境であれば、Windows、Linux、Solaris などどこにでもインストールできます。

サーバが動作するためには、Perl 5.8 のインストールが必須です。加えて、Pandora FMS の SNMP サービスを使うためには、SNMP のパッケージ (net-snmp) が必要です。また、データベース(MySQL)も必要です。 また、自動検出の拡張機能を使うためには、nmap および、オプションで xprobe2 のパッケージが必要です。ネットワークの自動検出には、Perl の traceroute ライブラリが必要です。 Windows システムに対して WMI クエリを行うためには、WMI クライアントバイナリが必要です。クライアントバイナリは、SAMBA プロジェクト (v4) の一部として提供されているもので、UNIX 環境でも難しいことはなく、ソースからコンパイル可能です。

1.2.3 コンソールの条件

コンソールサーバとしては、Linux システムを推奨します。しかし、ウェブインタフェースは、純粋に AMP (Apache, MySQL, PHP) アプリケーションですので、それらがサポートしているシステム (Windows, UNIX, etc..) であれば、動作可能です。

1.2.4 ウェブの操作を行う管理者の条件

コンソールの操作にはウェブブラウザが必要です。利用開始時はフラッシュプラグインは不要ですが、グラフの参照のためにフラッシュプラグインをインストールすることを推奨します。

1.2.5 パッケージの依存関係

Pandora FMS は、Linux OS に大きく依存しています。デフォルトでは必要な追加パッケージがインストールされていないかもしれません。インストールの説明で、Debian, Ubuntu, OpenSUSE における依存パッケージの詳細を示します。

1.3 インストールの前に

1.3.1 MySQL

Pandora FMS を設定する前に、MySQL サーバが必要です。作業ステップの中で、動作している MySQL サーバへアクセスする必要があるためです。それには、MySQL が動作している状態にする必要があります。Pandora FMS と同時に MySQL サーバをインストールしている場合は、Pandora の設定の前に MySQL サーバの設定をすることを忘れないようにしてください。方法は簡単で、以下の 2つのステップを実行します。

1. MySQL サーバーデーモンを起動します。

/etc/init.d/mysql start

2. MySQL の root ユーザのパスワードを設定します。

mysqladmin password <password>

ここで、'<password>' は、mysql の root ユーザに設定するパスワード (システムの "root" ユーザのそれとは異なるものにします) を指定します。このパスワードは、Pandora FMS のインストール処理の中で聞かれます。

1.3.2 Pandora FMS のインストール順

Pandora FMS のインストールは、次の順番で行う必要があります。

  1. Install console
  2. Install server

なぜならば、MySQL データベースの設定は、コンソールソールの初期設定時に行われ、コンソールのインストールプロセスが完了していないとサーバが動作しないためです。

また、Pandora FMS サーバと、Pandora FMS コンソールは、別々のマシンにインストールすることもできます。サーバは、設定ファイルを通して、リモートの MySQL データベースを使うように設定することもできるためです。

エージェントのインストールに関しては、サーバおよびコンソールのインストールの前でも後でも構いません。エージェントは単独で動作し、さまざまなマシンにインストールできます。

1.3.3 Enterprise 版のインストール

Enterprise 版の正しいインストール手順は次の通りです。

  • オープンソース版のコンソールをインストール
  • Enterprise 版のコンソールをインストール
  • コンソールへアクセスし、Enterprise ライセンスを入力する画面が表示される

ライセンス認証はコンソールでのみ可能です。サーバでは行いません。

ライセンス入力に関する詳細は、 ライセンスのアクティベーション を参照してください。

1.3.3.1 Enterprise 版の特別な要件

ウェブコンソールの Enterprise 版のインストールはそれ以外の追加対応はありません。Enterprise 版のサーバのインストールは、必要なすべての依存ファイルを含むバイナリ形式のインストーラを使用して行われます。

1.4 ISO または "ソフトウエアアプライアンス" を使ってのインストール

この DVD ISO には、カスタマイズした CentOS7 システムが含まれています。Pandora FMS ソフトウェアと、すべての依存関係が事前設定されており、オペレーティングシステムとともにマシン(仮想または物理サーバ)にインストールできます。これは説明が長くなるため、スクリーンショットを含めて別の章を用意しています。アプライアンスCDを参照ください。

1.5 Docker 環境へのインストール

1.5.1 最新の安定板の取得

最新の安定板を入手するには、以下のコマンドを実行します:

   curl -sSL http://pandorafms.org/getpandora  | sh

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このコマンドは、Docker エンジンがインストールされていて、かつ起動済みの環境で実行してください。

 


1.5.2 拡張インストール

Docker 環境で Pandora FMS はコンテナとして動作します。次のようにして起動することができます。

   docker run -d --name pandorafms pandorafms/pandorafms:7

Info.png

Docker イメージは日次で更新されています。

 


Info.png

最新の安定板は 7 です。

 


1.6 VMware 仮想マシンのインストール

CentOS の ISO イメージの他に、'sourceforge.net' には Pandora FMS インストール済の仮想マシンイメージもあります。このイメージは、VMware ESX、VMware Workstation, VirtualBox および Hyper-V で動作確認しています。Hyper-V で動かすには、'MVDC.exe' で VMDX および VDH ファイルをエクスポートする必要があります。Microsoft Virtual Machine Converter をインストールすると入手できます。

インストールするには、'Virtualbox' および 'VMWare Workstation' では '.ovf' ファイルを実行する必要があります。ESX および Hyper-V では、'Import VM' で仮想イメージ選択し、インポートする必要があります。

構築されるマシンの認証情報は次の通りです。

ユーザ: root

パスワード: pandora

コンソールユーザ: admin

パスワード: pandora

MySQL ユーザ: root

パスワード: pandora

Template warning.png

セキュリティ上の理由から、インストール後パスワードは早めに変更してください。

 


1.7 SUSE へのインストール (OpenSUSE or SLES)

1.7.1 公式リポジトリを使った自動インストール

最も早く便利なこの方法を使うには、Pandora FMS をインストールするサーバがインターネットへアクセスできる必要があります。すべてのステップは root 権限(sudo の利用)で実施します。

ステップ 1: リポジトリを作成

#SLES 11 SP3
zypper ar -f http://firefly.artica.es/suse PandoraFMS_Official_Repo
zypper ar -f http://download.opensuse.org/repositories/server:/php:/applications/SLE_11_SP3/ Php5
zypper ar -f http://download.opensuse.org/repositories/devel:/languages:/perl/SLE_11_SP3 Perl
wget --no-check-certificate https://dev.mysql.com/get/mysql-community-release-sles11-6.noarch.rpm
rpm -i mysql-community-release-sles11-6.noarch.rpm 
#openSUSE (13.2)
zypper ar -f http://firefly.artica.es/suse PandoraFMS_Official_Repo
zypper ar -f http://download.opensuse.org/repositories/server:/php/openSUSE_13.2/ Php5
zypper ar -f http://download.opensuse.org/repositories/devel:/languages:/perl/openSUSE_13.2/ Perl

wget --no-check-certificate https://dev.mysql.com/get/mysql-community-release-sles12-2.noarch.rpm
rpm -ivh mysql-community-release-sles12-2.noarch.rpm 

ステップ 2: リポジトリ情報の更新

zypper refresh

ステップ 3: Pandora FMS と依存ファイルのインストール

zypper install pandorafms_console pandorafms_server apache2-mod_php5

1.7.2 手動 RPM インストール

1.7.2.1 依存パッケージの事前インストール

このドキュメントでは、インターネット上のリポジトリから依存パッケージを自動的にダウンロードする Suse の Zypper システムの利用を前提とします。Zypper が無い場合はインストールしてください。より快適で速いです。それができない場合は、インターネットから rpm パッケージの依存ファイルをダウンロードします。ただし、このプロセスはかなり長くて面倒です。

SUSE システムに含まれている、次の依存パッケージをインストールする必要があります。

apache2 apache2-mod_php5 php5 php5-gd php5-gettext php5-json php5-mbstring php5-ldap php5-mysql \
php5-pear php5-snmp php5-zip nmap perl-DBD-mysql perl-DBI perl-Date-Calc perl-HTML-Parser \
perl-HTML-Encoding perl-HTML-Tree perl-IO-Socket-inet6 perl-Socket6 perl-Mail-Sendmail perl-NetAddr-IP \ 
perl-TimeDate perl-XML-Simple perl-XML-Twig perl-libwww-perl mysql-client mysql-max mysql  \
net-snmp xorg-x11-fonts-core php5-pear-db php5-curl php5-xmlrpc perl-SNMP graphviz graphviz-gd \
perl-Encode-Locale perl-JSON


Info.png

SLESとは異なり、OpenSUSEには 'mysql-max'パッケージがありません。 MySQL標準パッケージをインストールしても問題はありません。

 


すべての依存ファイルをインストールするいは、以下を実行します。

zypper install ..

上記で指定した全パッケージ一覧に従って、以下のような表示がされます。

Getting repositories data...
Reading packets installed...
perl-DBI already installed.
perl-HTML-Parser already installed.
perl-TimeDate already installed.
perl-XML-Simple already installed.
perl-libwww-perl already installed.
xorg-x11-fonts-core already installed.
Resolving dependencies...

Following NEW packages will be installed:
  apache2 apache2-mod_php5 apache2-prefork apache2-utils libapr1 libapr-util1 libdnet1 
liblua5_1 libmm14 libmysqlclient15 mysql mysql-client mysql-Max net-snmp nmap 
perl-Bit-Vector perl-Carp-Clan perl-Data-ShowTable perl-Date-Calc perl-Date-Manip 
perl-DBD-mysql perl-HTML-Encoding perl-HTML-Tree perl-IO-Socket-inet6 
perl-Mail-Sendmail perl-NetAddr-IP perl-SNMP php5 php5-ctype php5-dom php5-gd 
php5-gettext php5-hash php5-iconv php5-json php5-ldap php5-mbstring php5-mysql 
php5-openssl php5-pdo php5-pear php5-snmp php5-sqlite php5-tokenizer php5-xmlreader 
php5-xmlwriter php5-zip php5-zlib t1lib perl-JSON

Total Size: 19.1 M. After the operation, additional 55.9 M will be used.
 Continue? [Yes / no]:

'yes' を選択することで、Zypper はパッケージのダウンロードとインストールを開始します。

完了したら、いくつかの拡張パッケージをインストールする必要があります。OpenSuse では、Pandora FMS が必要とするパッケージは、 https://sourceforge.net/projects/pandora/files/Pandora%20FMS%207.0NG/Final/ にあります。追加の依存ファイルの RPM は、 Pandora FMS の Sourceforge のサイト から取得できます。追加の RPM は以下の通りです。

perl-time-format php-pear-xml_rpc wmic smstools perl-HTML-Tree perl-XML-Twig


Info.png

追加で 'Perl-HTML-Tree' と 'Perl-XML-Twig' の手動インストールが必要です。

 


Info.png

Centos7 では、wmic は pandorafms_server で必須ではありませんが、WMIサーバには必要です。バイナリファイルは、SourceForge のサイト から取得できます。

 


自動検出サーバを利用する場合は、次の追加パッケージをインストールする必要があります。

perl-net-traceroute perl-net-traceroute-pureperl xprobe2

RPM ファイルは、Pandora FMS の公式サイトの OpenSUSE 用の依存ファイルディレクトリから取得できます。

Info.png

OpenSUSE 用のパッケージのダウンロードであることを確認してください。

 


それらを '/tmp/extra' 等のディレクトリに置き、以下のコマンドを実行します。

rpm -i *.rpm

1.7.2.2 サーバのインストール

エージェントと同様に、次のコマンドを実行します。

rpm -i pandorafms_server-3.0.0-1.noarch.rpm

エージェントを先にインストールしている場合、次のワーニングが表示されますが問題はありません。

useradd: Account `pandora' already exists.

1.7.2.3 コンソールのインストール

上記と同様に、Pandora FMS コンソールを含んだパッケージを rpm コマンドでインストールします。

rpm -i pandorafms_console-3.0.0-1.noarch.rpm

1.7.3 Pandora FMS のアンインストール

Pandora FMS の各コンポーネントは、次のコマンドでアンインストールできます。

rpm -e pandorafms_agent
rpm -e pandorafms_console
rpm -e pandorafms_server

(設定ファイルを含む)パッケージのすべてのファイルが削除されます。 なお、Pandora FMS のパッケージがアンインストールされても、Pandora FMS データベースは削除されません。データベースの削除は手動で行う必要があります。

1.8 Red Hat Enterprise Linux / Fedora / CentOS へのインストール

インストール手順は SUSE と似ています。RHEL、CentOS、Fedora の RPM パッケージは、SUSE のものとは異なることに注意してください。互換性の無いものもあります。

まず最初に、依存関係を解決するために、いくつかの Redhat/CentOS/Fedora の公式リポジトリを有効化する必要があります。有効化するリポジトリは、ExXTRAS, UPDATES および、追加の EPEL です。

/etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo を編集し、EXTRAS および UPDATES リポジトリを有効化します。通常は次のようになります。

[updates]
name=CentOS-$releasever - Updates
mirrorlist=http://mirrorlist.centos.org/?release=$releasever&arch=$basearch&repo=updates
gpgcheck=0

[extras]
name=CentOS-$releasever - Extras
mirrorlist=http://mirrorlist.centos.org/?release=$releasever&arch=$basearch&repo=extras
gpgcheck=0

EPEL リポジトリを追加します。

[EPEL]
Name = EPEL
baseurl = http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/$releasever/$basearch/
enabled = 1
gpgcheck = 0

以下のコマンドでリポジトリ情報を更新します。

yum makecache

1.8.1 Pandora FMS リポジトリを利用したインストール

YUM およびインターネットアクセスが必要です。最初に、CentOS 7 用の Pandora FMS 公式リポジトリへのリファレンスを作成する必要があります。これは、RHEL7 でも同様です。

vi /etc/yum.repos.d/pandorafms.repo

以下の内容を追加します。

[artica_pandorafms]
name=CentOS6 - PandoraFMS official repo
baseurl=http://firefly.artica.es/centos7
gpgcheck=0
enabled=1

リポジトリ情報を更新します。

yum makecache

MySQL サーバとともに Pandora FMS をインストールすることができます。(依存関係上は "オプション" となっていますが、MySQL サーバがインストールされていない場合はインストールする必要があります。)

yum install pandorafms_console pandorafms_server mariadb-server

すべての依存関係のある RPM がダウンロードされインストールされます。あとは利用できるように設定するだけです。

Info.png

Mariadb-server は、mysql-server の代わりになるものです。ただし、利用するディストリビューションによって依存ファイルは異なります。(CentOS は RHEL と同じではありません。どちらか一方を利用する必要がありますが、Pandora を使うにあたっての違いはほとんどありません。)

 


1.8.2 RPM ファイルの手動インストール

ほとんどの依存ファイルは、YUM もしくはその他自動パッケージツールで解決できます。RPM の定義で必要な依存パッケージが指定されています。これまでの設定ですでに必要なリポジトリを設定済であれば、ここでの操作はほとんど自動で進みます。

CentOS の場合、以下の依存パッケージをインストールする必要があります。

yum install php php-gd graphviz php-mysql php-pear-DB php-zip php-mbstring php-ldap \
php-snmp php-ldap php-common make perl-CPAN perl-HTML-Tree perl-DBI perl-DBD-mysql \ 
perl-libwww-perl perl-XML-Simple perl-XML-Twig perl-XML-SAX perl-NetAddr-IP \ 
net-snmp perl-SNMP net-tools perl-IO-Socket-INET6 perl-Socket6 nmap sudo xprobe2 \
perl-Encode-Locale

Fedora または Redhat を利用している場合は、いくつかのパッケージが若干異なります。上記に加えて以下も追加する必要があります。

yum install net-snmp-perl perl-JSON perl-NetAddr-IP perl-Socket6 \
perl-Time-HiRes perl-XML-Twig perl-IO-Socket-INET6

いくつかの依存ファイル (wmic や xprobe2) は公式の RHEL リポジトリには存在しません。これらは、我々の Sourceforge サイトの Tools and dependencies にて提供しています。

Red Hat Enterprise Linux 6 では、これらのファイルをインストールすれば十分です。コンソールとサーバーに必要なパッケージは、php と perl の依存ファイルに含まれています。

yum install php php-common graphviz

yum install perl-HTML-Tree perl-DBD-mysql perl-XML-Simple perl-XML-SAX \
perl-NetAddr-IP net-snmp perl-SNMP net-tools perl-IO-Socket-INET6 perl-Socket6 nmap wmic xprobe2

Template warning.png

RHEL6 以前のバージョンを利用している場合、いくつかの依存ファイル名が異なります。たとえば、CentOS5, RHEL5 で perl-SNMP は net-snmp-perl です。

 


RPM をインストールするには、rpm -i コマンドまたは、yum コマンドを次のように利用します。

rpm -i pandorafms_server-3.2-2.noarch.rpm

または、

yum install pandorafms_server-3.2-2.noarch.rpm

Pandora FMS のコンソールインストールウェブページへのアクセスで何らかの問題がる場合は、SELinux が有効になってしまっているか確認してください。その場合は無効化してください。この場合の手順は、FAQ を参照してください。

Template warning.png

RHEL/CentOS 5.x では、デフォルトで PHP 5.1 が提供されています。これは、Pandora FMS では使えません。PHP 5.2 かそれ以上が必要です。php55w で動作確認しています。

 


PHP 5.6 を含む CentOS6/RHEL6 用のリポジトリは以下を利用することをお勧めします。

[remi]
name=Les RPM de remi pour Enterprise Linux 6 - $basearch
#baseurl=http://rpms.famillecollet.com/enterprise/6/remi/$basearch/
mirrorlist=http://rpms.famillecollet.com/enterprise/6/remi/mirror
enabled=1
gpgcheck=1
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-remi


[remi-php56]
name=Les RPM de remi de PHP 5.6 pour Enterprise Linux 6 - $basearch
#baseurl=http://rpms.famillecollet.com/enterprise/6/php56/$basearch/
mirrorlist=http://rpms.famillecollet.com/enterprise/6/php56/mirror
# WARNING: If you enable this repository, you must also enable "remi"
enabled=1
gpgcheck=1
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-remi

remi リポジトリの gpg key は、http://rpms.remirepo.net/RPM-GPG-KEY-remi から入手できます。

1.8.3 CentOS/RHEL からの Pandora のアンインストール

以下を実行するのみです。

yum remove pandorafms_console pandorafms_server

MySQL をインストールしていて利用しない場合は、次のコマンドで削除できます。

yum remove mysql-server

1.9 Debian/Ubuntu へのインストール

Pandora FMS のインストールは、バージョン 10.04 以降に行うことをお勧めします。Debian の安定版(Squeeze) では、Pandora FMS のいくつかのコンポーネントが必要とするライブラリおよびアプリケーションにおいていくつか問題があります。Debian LWP ライブラリは、SSL の必要なメソッドが実装されていません。これは、Enterprise 版の WEB 監視モジュールに必要です。CPAN を使って LWP の新しいバージョンを(手動で)インストールすることにより対応可能です。

インストールには、それぞれのバージョンの公式なリポジトリを追加する必要があります。例えば、Debian Squeeze に libencode-locale-perl および snmp-mibs-downloader をインストールするには、/etc/apt/sources.list に次のリポジトリを追加する必要があります。

deb http://ftp.us.debian.org/debian/ squeeze main non-free
deb http://ftp.at.debian.org/debian-backports/ squeeze-backports main

Debian Wheezy の場合は次の通りです。

deb http://ftp.debian.org/debian wheezy-backports main
deb http://ftp.us.debian.org/debian/ wheezy main non-free

追加したら、変更を適用するために 'apt-get update' を実行する必要があります。

Debian/Ubuntu のパッケージ管理のため、オンラインパッケージリポジトリ(またはローカルネットワークのレプリカ)にアクセスできるシステムに Pandora FMS をインストールすることをお勧めします。Debian では数十もの依存関係が存在する可能性があるため、オフラインインストールの場合、必要なパッケージの正確なリストを準備することは非常に複雑な作業になります。

1.9.1 Artica のプライベートリポジトリを使ったインストール

必要な Ubuntu/Debian パッケージをすべて含んだ Artica のプライベートリポジトリを追加することによる、簡単で早い方法があります。

/etc/apt/sources.list ファイルを編集し、次の行を加えます。

Debian Squeeze の場合:

deb http://firefly.artica.es/debian/squeeze /

Debian Wheezy の場合:

deb http://firefly.artica.es/debian/wheezy /

root (もしくは sudo を利用) で apt-get update を実行します。

apt-get update

Pandora FMS を apt-get でインストールします。

[email protected]:~# apt-get install pandorafms-console pandorafms-server pandorafms-agent-unix
Reading package lists... Done
Building dependency tree       
Reading state information... Done
The following extra packages will be installed:
  apache2-mpm-prefork apache2-utils apache2.2-common dbconfig-common graphviz libapache2-mod-php5 libcgraph5 libcurl3 libgd2-xpm libgvpr1
  libio-socket-inet6-perl libnetaddr-ip-perl libonig2 libqdbm14 libsnmp-perl libsocket6-perl libssh2-1 libtime-format-perl
  libxml-namespacesupport-perl libxml-sax-expat-perl libxml-sax-perl libxml-simple-perl nmap php-db php-gettext php-pear php5 php5-cli php5-common
  php5-curl php5-gd php5-ldap php5-mysql php5-snmp php5-suhosin php5-xmlrpc smistrip snmp snmp-mibs-downloader snmpd xprobe
Suggested packages:
  apache2-doc apache2-suexec apache2-suexec-custom graphviz-doc libgd-tools php5-dev
The following packages will be REMOVED:
  libgd2-noxpm
The following NEW packages will be installed:
  apache2-mpm-prefork apache2-utils apache2.2-common dbconfig-common graphviz libapache2-mod-php5 libcgraph5 libcurl3 libgd2-xpm libgvpr1
  libio-socket-inet6-perl libnetaddr-ip-perl libonig2 libqdbm14 libsnmp-perl libsocket6-perl libssh2-1 libtime-format-perl
  libxml-namespacesupport-perl libxml-sax-expat-perl libxml-sax-perl libxml-simple-perl nmap pandorafms-agent-unix pandorafms-console
  pandorafms-server php-db php-gettext php-pear php5 php5-cli php5-common php5-curl php5-gd php5-ldap php5-mysql php5-snmp php5-suhosin php5-xmlrpc
  smistrip snmp snmp-mibs-downloader snmpd xprobe
0 upgraded, 44 newly installed, 1 to remove and 0 not upgraded.
Need to get 40.9 MB of archives.
After this operation, 90.8 MB of additional disk space will be used.
Do you want to continue [Y/n]? y
WARNING: The following packages cannot be authenticated!
  pandorafms-agent-unix pandorafms-console pandorafms-server
Install these packages without verification [y/N]? y

1.9.2 DEB パッケージを使った手動インストール

Debian や Ubuntu では、以下の依存ファイルが必要です。

サーバ:

snmp snmpd libtime-format-perl libxml-simple-perl libdbi-perl libnetaddr-ip-perl
libhtml-parser-perl wmi-client xprobe2 nmap traceroute 
libio-socket-inet6-perl libhtml-tree-perl libsnmp-perl snmp-mibs-downloader
libio-socket-multicast-perl libsnmp-perl libjson-perl libencode-locale-perl


Info.png

'wmi-client' パッケージがリポジトリに無い場合は、Pandora FMS Sourceforge サイト からダウンロードできます。

 


Info.png

Pandora FMS を Debian Squeeze へインストールする場合は、snmp-mibs-downloader パッケージへアクセスするため、"Non-Free" リポジトリを追加する必要があります。

 


コンソール:

php5 libapache2-mod-php5 apache2 mysql-server php5-gd php5-mysql php-pear php5-snmp php-db php-gettext 
graphviz mysql-client php5-curl php5-xmlrpc php5-ldap

サーバやコンソールパッケージをインストールするには、最初にすべての依存ファイルをインストールする必要があります。前述の全パッケージは、apt-get コマンドを root 権限で実行することによりインストールできます。

apt-get install  snmp snmpd libtime-format-perl libxml-simple-perl libxml-twig-perl libdbi-perl 
libnetaddr-ip-perl libhtml-parser-perl wmi-client xprobe2 nmap libmail-sendmail-perl traceroute 
libio-socket-inet6-perl libhtml-tree-perl libsnmp-perl snmp-mibs-downloader libio-socket-multicast-perl
libsnmp-perl libjson-perl php5 libapache2-mod-php5 apache2 mysql-server php5-gd php5-mysql php-pear 
php5-snmp php-db php-gettext graphviz mysql-client php5-curl php5-xmlrpc php5-ldap dbconfig-common

このコマンドで、Debian または Ubuntu システムへ Pandora FMS サーバとコンソールのインストールに必要なすべての依存ファイルがインストールされます。

Info.png

'\' 文字は改行のために入れています。直接コピー&ペーストして実行することができます。

 



DEB パッケージのインストールはとても簡単です。

インターネット接続が無い場合は、依存ファイルを個別にインストールします。そして、Pandora FMS パッケージをインストールします。次の例では、Pandora FMS の全コンポーネントを一緒にインストールします。

dpkg -i pandorafms-console_xxx.deb pandorafms-server_xxxx.deb

コマンドを実行すると、依存関係の問題が表示されるかもしれません。その場合は、次のコマンドで自動で問題解決できます。

apt-get -f install

自動的に、Pandora FMS のインストールで不足している依存パッケージをダウンロードします。必要なパッケージがインストールされたら、Pandora FMS コンポーネントのインストールを続けます。

Template warning.png

いくつかの Ubuntu のバージョンでは、/var/www/pandora_console/ ディレクトリをウェブサーバの公開ディレクトリ /var/www/html/pandora_console に移動させる必要があります。

 


Pandora FMS コンソールのインストールを完了するには、コンソールの URL へアクセスしインストールウィザードで表示されるステップを進めます。コンソールを例えば IP アドレス '10.20.34.54' のサーバに行ったのであれば、次の URL になります。

http://10.20.34.54/pandora_console

1.9.3 Pandora FMS のアンインストール

dpkg -r pandorafms-console-enterprise
dpkg -r pandorafms-console

1.10 FreeBSD へのインストール

Pandora FMS サーバをインストールするには、FreeBSD 10.x 以降をお勧めします。 以下に示す手順で FreeBSD 9.x 以前にインストールしたい場合は、FreeBSD のパッケージ管理システムを pkgng にアップグレードする必要があります。

1.10.1 依存パッケージの事前インストール

FreeBSD では、次のツールが必要です。

サーバ:

p5-DBI p5-Mail-Sendmail p5-NetAddr-IP p5-XML-Simple p5-Time-Format p5-HTML-Parser
p5-Net-Traceroute-PurePerl p5-IO-Socket-INET6 p5-DBD-mysql p5-XML-Twig p5-JSON
net-snmp nmap xprobe coreutils net-snmp wmi-client

Pandora FMS サーバをインストールするためには、事前に依存パッケージをインストールする必要があります。pkg コマンドを使ってインストールします。

すべての依存パッケージを以下のようにインストールします。

例) p5-DBI のインストール

pkg install p5-DBI

コンソール:

apache24, php5, php5-snmp, php5-session, php5-gettext, php5-mbstring, php5-ldap,
php5-mysql, php5-gd, php5-zip, php5-zlib, php5-json, php5-curl, php5-filter, pear,
pear-DB, pear-XML_RPC, graphviz

Pandora FMS コンソールをインストールするためには、事前に依存パッケージをインストールする必要があります。package を利用出来ます。

1.10.2 pandora コンソールのインストール

FreeBSD 用の pandora コンソールパッケージはありません。 インストーラを使ってインストールする必要があります。

インストーラを使ったインストール方法については、「Linux/Unix へのソースからの手動インストール 」にて説明しています。

apache24 をインストールした FreeBSD での pandora_console ディレクトリは次の通りです。

/usr/local/www/apache24/data/pandora_console

1.10.3 pandora サーバのインストール

FreeBSD 用の pandora サーバパッケージはありません。 インストーラを使ってインストールする必要があります。

インストーラを使ったインストール方法については、「Linux/Unix へのソースからの手動インストール 」にて説明しています。

ファイルの配置と起動スクリプトの構造が Linux とは異なります。 以下に FreeBSD 特有の部分を記載します。

インストールの後に、次の行を /etc/rc.conf に追加する必要があります。

pandora_server_enable="YES"
tentacle_server_enable="YES"

pandora サーバ (pandora と tentacle) を有効にするには、これらの設定が必要です。 設定をしないと、起動されません。

FreeBSD では、ほとんどの pandora サーバファイルが /usr/local 以下にインストールされます。

pandora_server, tentacle_server:

/usr/local/bin/pandora_server
/usr/local/bin/tentacle_server

起動スクリプト:

/usr/local/etc/rc.d/pandora_server
/usr/local/etc/rc.d/tentacle_server

設定ファイル:

/usr/local/etc/pandora/pandora_server.conf

util:

/usr/local/share/pandora_server/util/*

man ファイル:

/usr/local/man/man1/*

その他、data_in およびログディレクトリは Linux と同じです。

1.11 NetBSD へのインストール

Pandora FMS 5.0 から NetBSD をサポートしています。

1.11.1 依存パッケージの事前インストール

NetBSD では、次のツールが必要です。

サーバ:

mysql55-server databases/p5-DBI mail/p5-Mail-Sendmail net/p5-NetAddr-IP textproc/p5-XML-Simple 
time/p5-Time-Format www/p5-HTML-Parser net/nmap net/p5-IO-Socket-INET6
database/p5-DBD-mysql textproc/p5-XML-Twig  sysutils/coreutils converters/p5-JSON net/net-snmp

pandora サーバをインストールするためには、事前に依存パッケージをインストールする必要があります。'pkgsrc' を使ってインストールしてください。

すべての依存パッケージを以下のようにインストールします。

例) p5-DBI のインストール

cd /usr/pkgsrc/databases/p5-DBI
make
make install

また、cpan を用いて、'Net::Traceroute::PurePerl' および 'LWP::Simple' をインストールします。

perl -MCPAN -e 'install Net::Traceroute::PurePerl'
perl -MCPAN -e 'install LWP::Simple'

'xprobe' はソースコードからビルドする必要があります。

以下からダウンロードできます。 http://sourceforge.net/projects/xprobe/files/latest/download

エラーでコンパイルできない場合は、次のファイルを編集して再度試してみてください。

  • 'libs-external/USI++/src/ip.cc' に ' include <cstdlib> ' を追加。
  • 'libs-external/USI++/src/misc.cc' に ' include <cstdlib> ' を追加。
  • 'libs-external/USI++/usi++/tcp.h' に ' include <cstring> ' を追加。

コンソール:

www/apache22, lang/php54, net/php-snmp, www/ap-php, devel/php-gettext,
converters/php-mbstring, databases/php-ldap, databases/php-mysql, raphics/php-gd,
archivers/php-zip, archivers/php-zlib, textproc/php-json, www/php-curl, lang/pear, 
databases/pear-DB, graphics/graphviz, 

pandora コンソールをインストールするためには、事前に依存パッケージをインストールする必要があります。'pkgsrc' を利用出来ます。

加えて、pear を使って 'XML_RPC' をインストールする必要があります。

pear install XML_RPC

1.11.2 pandora コンソールのインストール

NetBSD 用の pandora コンソールパッケージはありません。 インストーラを使ってインストールする必要があります。

インストーラを使ったインストール方法については、「Linux/Unix へのソースからの手動インストール 」にて説明しています。

apache22 をインストールした NetBSD での pandora_console ディレクトリは次の通りです。

/usr/pkg/share/httpd/htdocs/pandora_console

1.11.3 pandora サーバのインストール

NetBSD 用の pandora サーバパッケージはありません。 インストーラを使ってインストールする必要があります。

インストーラを使ったインストール方法については、「Linux/Unix へのソースからの手動インストール 」にて説明しています。

ファイルの配置と起動スクリプトの構造が Linux とは異なります。 以下に NetBSD 特有の部分を記載します。

インストールの後に、次の行を /etc/rc.conf に追加する必要があります。

pandora_server="YES"
tentacle_server="YES"

pandora サーバ (pandora と tentacle) を有効にするには、これらの設定が必要です。 設定をしないと、起動されません。

NetBSD では、ほとんどの pandora サーバファイルが /usr/local 以下にインストールされます。

pandora_server, tentacle_server:

/usr/local/bin/pandora_server
/usr/local/bin/tentacle_server

起動スクリプト:

/etc/rc.d/pandora_server
/etc/rc.d/tentacle_server

設定ファイル:

/usr/local/etc/pandora/pandora_server.conf

util:

/usr/local/share/pandora_server/util/*

man ファイル:

/usr/share/man/man1/*

その他:

data_in およびログディレクトリは Linux と同じです。

1.12 Linux / Unix / MAC OS へのソースからの手動インストール

tar ボールファイル(.tar.gz, .tgz, .tar.gz2)をダウンロードし展開する必要があります。Pandora FMS の最新バージョンファイルは、以下からダウンロードできます。 https://sourceforge.net/projects/pandora/files/.

1.12.1 コンソールのインストール

コンソールのアーカイブを入手したら次の通り実行します。

1. root になる

su -

2. /tmp にコピーし、以下のコマンドを実行する

tar xvzf pandorafms_console-X.Y.tar.gz

cd pandora_console
./pandora_console_install --install

1.12.2 サーバのインストール

サーバのアーカイブを入手したら、次の通り実行します。

1. root になる

su - 

2. /tmp にコピーし、以下のコマンドを実行する

tar xvzf pandorafms_server-X.Y.tar.gz 
cd pandora_server
./pandora_server_installer --install

もし、依存関係の問題があった場合は、インストールの前にそれを解決する必要があります。依存関係を無視して強制インストールもできますが、Pandora FMS は動作しません。

1.12.3 サーバの手動インストール (ソースコードから)

一般的なインストールスクリプトを使わない方法もあります。Perl インタープリターを用いて Pandora FMS のソースをコンパイルすることも可能です。この方法では、ライブラリと最低限の実行ファイルをインストールします。それ以外の起動スクリプト、メンテナンススクリプト、設定ファイルなどはインストールされません。これは設定を上書きせずにサーバをアップデートするのに使えます。

この方法を実施するには、次のようにサーバのソースを /tmp に展開してコマンドを実行します。

1. root になります。

2. '/tmp' へファイルをコピーして次のように実行します。

tar xvzf pandorafms_server-X.Y.tar.gz 
cd pandora_server
perl Makefile.PL
make
make install

依存関係やその他問題があった場合には警告が表示されます。例えば次のようなものです。

Warning: prerequisiete Mail::Sendmail 0 not found
Warning: prerequisiete Net::Traceroute::PurePerl 0 not found

上記は、Pandora FMS が必要としているいくつかの Perl パッケージがインストールされていないことを意味します。Pandora FMS をインストールできるようにするための必要な依存ファイルのインストール方法は、これまでの章を参照してください。なお、一時的に警告を無視して強制インストールすることもできます(エラーではなく警告であるためです)。機能に必要なコンポーネントが不足しているため、問題が発生する可能性があります。ただし、インストールされていないコンポーネントが使われないことがわかっているのであれば(例えば traceroute は Pandora FMS 自動検出サーバでのみ必要です)、問題なく継続することができます。

インストール処理により、次のファイルが用意されます。

/usr/local/bin/pandora_server
/usr/local/bin/pandora_exec

また、Pandora FMS が必要とするいくつかの .pm ファイル (Perl ライブラリ) がインストールされます。これらのライブラリファイルは複数のファイルとしてインストールされ、インストール先はディストリビューションに依存します。例えば、Ubuntu 9.04 では、以下にインストールされます。

/usr/local/share/perl/5.10.0/PandoraFMS/

SUSE/SLES 11 では以下にインストールされます。

/usr/lib/perl5/site_perl/5.10.0/PandoraFMS/

1.13 Enterprise 版のインストール

Pandora FMS の Enterprise 晩をインストールするには、オープンソース版のコンソールとサーバをインストールする必要があります。その後、それぞれの Enterprise パッケージを追加します。 コンソールの場合は、インストール先のディストリビューションごとのパッケージを利用します。

1.13.1 Enterprise コンソールのインストール

Red Hat Enterprise Linux / CentOS / Fedora の場合:

rpm -i pandorafms_console_enterprise-X.X.noarch.rpm

SUSE の場合:

rpm -i pandorafms_console_enterprise-X.X.noarch.rpm

Debian / Ubuntu の場合:

dpkg -i pandorafms_console_enterprise_xxx.deb

Enterprise コンソールをソースコードからインストールするには次のようにします。

ターミナルを開き、'pandorafms_console-X.X.tar.gz' というファイルを置いたディレクトリで以下のステップを実行します。

1. root になります。

su -

2. '/tmp' にファイルを展開します。

tar xvzf pandorafms_console-X.Xtar.gz 

Pandora FMS のオープンソース版のコンソールがインストールされているディレクトリにファイルをコピーします。Debian や Ubuntu であれば、'/var/www/pandora_console'、SUSE では '/srv/www/htdocs/pandora_console/' です。(それぞれのディストリビューションに依存します)

Debian の場合:

cp -R enterprise /var/www/pandora_console

SUSE の場合:

cp -R enterprise /srv/www/htdocs/pandora_console

3. ファイルのオーナーが Web サーバのユーザになるように変更します。

Debian の場合:

chown -R www-data /var/www/pandora_console/enterprise

SUSE の場合:

chown -R wwwrun /srv/www/htdocs/pandora_console/enterprise

ここで、 ライセンスのアクティベーション が必要です。

1.13.2 Enterprise サーバのインストール

最初に、オープンソース版のサーバがインストールされているか確認します。その後、Enterprise 版のサーバのインストールを進めます。

pandorafms_server_enterprise-X.X.tar.gz という名前のアーカイブを入手したら、次のステップを実施します。

1. root になります。

su - 

2. ファイルを '/tmp' へコピーし以下を実行します。

tar xvzf pandorafms_server_enterprise-X.X.tar.gz 
cd pandora_server/
# ./pandora_server_installer --install

Pandora FMS サーババイナリをデフォルトの '/usr/bin' 以外のディレクトリにインストールする場合は、次のように場所を指定する必要があります。

# PREFIX=/usr/local ./pandora_server_installer --install

インストール後、サーバを再起動します(/etc/init.d/pandora_server restart)。その後、Enterprise サーバが有効になったことが表示されます。

Template warning.png

Pandora FMS Enterprise ライセンスキーのインストールが完了する前にサーバを再起動しないでください。ライセンスキーインストール前に再起動すると、サーバが起動されず監視が停止します。

 


Pandora server view.png

1.14 Windows への Pandora FMS サーバとコンソールのインストール

Pandora FMS バージョン 5.1 からは、Windows 用のインストーラがあります。インストーラは、NginxPHPMySQLPandora FMS および、サーバとコンソールに必要ないくつかの依存ファイルを一緒にインストールします。



Template warning.png

Windows での Pandora FMS コンソールおよびサーバの利用は本番システムではおすすめしません。Linux と比べてパフォーマンスが劣るためです。Windows の利用は、小規模な環境、セカンダリサーバ、テスト、評価等を想定しています。

 




Pandora FMS サーバの以下に示すいくつかの機能は、Linux ベースの OS に依存しており、Windows では動作しません。

インストーラは、実行形式 (.exe) で提供しています。基本的なインストールは、以下のように画面に従って進めます。

言語を選択します。(日本語はありません)

Pandora agent 3.0 RC3 install windows 01 eng.png

インストーラのステップに従います。

Pandora server install windows 01.png

ライセンス条項を確認します。

Pandora server install windows 02.png

インストールするコンポーネントを選択します。

Pandora server install windows 03 eng.png

Template warning.png

すでに以前のバージョンのサーバとコンソールがインストールされていてアップデートしたい場合は、'Update installed version' オプションのみをクリックします。

 


Info.png

Nginx は、以前のバージョンで利用していた Apache を置き換えるウェブサーバです。新たなサーバでは、FastCGI で PHP を利用し、コンソールのパフォーマンスを改善します。

 


このインストーラは、Nginx や MySQL がインストールされていないマシンへのインストールを想定しています。IIS など他の Web サーバがインストールされ有効になっている場合は、Nginx が動作するように他の Web サーバを無効化する必要があります。

Pandora FMS コンポーネントのインストール前に、すでに MySQL サーバがインストールされ実行されている場合は、MySQL の root パスワードを 'pandora' に変更する必要があります。この変更は、Pandora FMS データベースの作成と正しいパーミッション設定ができるようにするために必要です。Pandora FMS のインストール後は、パスワードの変更は自由です。

インストールするコンポーネントの選択後、インストールパスを指定します。

Pandora server install windows 04.png

次のステップで、コンポーネントがインストールされます。Nginx のみ確認画面が表示されます。表示される内容はすべて承諾してください。

Pandora server install windows 05 eng.png

上記の通り、他のコンポーネントは MySQL と Nginx とは別にインストールされます。それらがすでにインストール済の場合は、次のようなメッセージが表示されます。

Pandora server install windows 06.png

モジュールが正しく動作するためには、Microsoft Visual C++ が必要です。

Pandora server install windows 06 2 eng.png

Nginx は、Microsoft Visual C++ 2012 を必要とします。Windows 2008 Professional R2 サーバで実行する場合は、Microsot Visual C++ 2008 をインストールする必要があります。 Nmap および ICMP Enterprise サーバが正しく動作するためには、Microsoft Visual C++ 2010 SP1 再頒布可能パッケージ のインストールが必要です。

Microsoft Visual C++ 2008

https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=29


Microsoft Visual C++ 2010 SP1 再頒布可能パッケージ

https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=8328

Visual C++ 2012 (Update 4)

https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=30679


ファイルがコピーされ、すべての設定が完了するまで待ちます。

Pandora server install windows 07.png

インストールが完了すると、次のような画面が表示されます。

Pandora server install windows 08.png

インストールが完了すると、自動的にブラウザが開きログイン画面へ行きます。Enterprise 版をインストールした場合は、Artica から提供されるライセンスコードが聞かれます。Enterprise 版でない場合は、サービスとしてサーバがインストールされ、インストールプロセスの中で自動的に起動されています。Enterprise 版の場合は、正しいライセンスが入っていない状態でインストールが完了しており、サーバは起動していません。

プロセスを開始するには、'スタート'、'プログラム' をクリックします。

Pandora server install windows 09.png

正しくサービスが起動すると、すべてのサーバが次のような表示になりコンソールを利用できます。

Pandora server install windows 10.png

1.14.1 いくつかの Windows のバージョンにおける WMI モジュール操作

Windows のセキュリティ上の理由により、いくつかのバージョンではリモートから WMI クエリを実行できる限定ユーザが存在します。これらのモジュールを実行できない場合は、解決策としては Administrator ユーザでサテライトサーバサービスを実行することです。

手順は以下の通りです。

サービスを開きます。

Instalacion windows7e.png

右クリックして、プロパティに入ります。

Instalacion windows8e.png

ログオンウインドウで Administrator 権限のアカウントを選択し、変更を行います。

Instalacion windows9e.png

変更を行ったら、サービスを再起動します。


1.14.2 Windows で考慮すべきフォルダ

以下に示す通り、Pandora FMS 設定で正しく設定する必要のあるディレクトリがあります。

- リモート設定ディレクトリ(Remote Config directory)

- 添付ファイル保存場所(Attachment store)

Path windows.png

- サーバログディレクトリ(Server logs directory)

Path windows2.png

- カスタム graphviz ディレクトリ(Custom graphviz directory)

Path windows3.png

Template warning.png

Windows 2008 Professional R2 では、Apache の動作に Microsoft Visual C++ 2008 のインストールが必要です。

 


Microsoft Visual C++ 2008
http://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=29

2 インストール後の初期設定

インストール後に必要な作業を以下に示します。

  1. Pandora FMS ウェブコンソールのインストールウィザードから、データベースを作成します。
  2. 上記のステップで作成した DB へアクセスできるように、サーバの設定を調整します。
  3. サーバを起動します。
  4. ローカルエージェントを起動します。(必要な場合)
  5. Pandora FMS コンソールへアクセスし、利用開始します。

2.1 CentOS 7 での設定チューニング

CentOS 7 は良い Linux ディストリビューションですが、簡単に Pandora FMS をインストールできるようにする対応を、少し詳しく説明します。

CentOS 7 には ifconfig が入っていません。インストールするには以下のようにします。

 yum install net-tools

CentOS には非常に強力なファイアウォールがあり、これを無効にする必要があります(必要に応じて後からサーバーを保護できます)。

 systemctl disable firewalld
 systemctl stop firewalld

CentOS 7 はデフォルトで SELinux も有効になっています。無効化するには次のようにします。

 setenforce 0
 sed -i 's/enforcing/disabled/g' /etc/selinux/config /etc/selinux/config

ウェブサーバとデータベースサーバの起動設定をします。

 systemctl start httpd.service
 systemctl enable httpd.service
 systemctl enable mariadb.service

systemd で Apache の PrivateTmp を無効化します。

sed -i 's/PrivateTmp=true/PrivateTmp=false/g' /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/httpd.service

2.2 コンソールの初期設定

全コンポーネント (データベース、コンソール、サーバ、エージェント)が同じマシンで動作していると仮定します。 もし、まだ MySQL サーバが起動していなければ、起動し root のパスワードを設定します。

/etc/init.d/mysql start

次のようにパスワードを設定します。この例では、MySQL の root ユーザパスワードを "pandora123" に設定しています。

mysqladmin password pandora123

その後、Apache サーバを起動します。

/etc/init.d/apache2 start

Pandora FMS の初期設定をウェブから実施するために、ウェブサーバの IP アドレスを確認しておきます。初期設定では、Pandora FMS のデータベースを作成し、DB への必要なアクセス設定 (DB ユーザ名、パスワード、DB 名設定) を実施します。

例えば、IP アドレスが "192.168.5.54" であった場合は、ブラウザで次のようにアクセスします。

http://192.168.5.54/pandora_console/install.php

ここからは、Pandora FMS DB を作成するために、表示されるステップに従います。

Pandora install 1.png

Next をクリックします。

Pandora install 2.png

この画面では、依存関係のあるすべてのソフトウエアがインストールされているかどうか確認します。

Pandora install 3.png

ここで、MySQL サーバへの接続を設定します。前述のステップで設定した root ユーザのパスワードを入力します。(pandora123 は例です)

注意: データベース名にはスペースを入れないでください。

Pandora install 4.png

データベースへのアクセスに必要なパスワードが表示されます。

Paso5.png

インストール完了。

Paso6.png

ここで、"install.php" を手動で削除する必要があります。Pandora FMS のコンソールをインストールしたディレクトリへ行き、install.php を削除します。

  • (DEBIAN/UBUNTU) /var/www/pandora_console
  • (FEDORA/CENTOS/REDHAT) /var/www/htdocs/pandora_console
  • (SUSE) /srv/www/htdocs/pandora_console

linux でファイルを削除するには、rm コマンドを利用します。

rm install.php

2.2.1 ライセンスのアクティベーション

Pandora FMS Enterprise 版には、それぞれのインストールに異なるライセンスキーがあります。Enterprise 版の機能やコンソールのリモートアップデートを利用するには、コンソールの設定メニューからライセンスを入れる必要があります。

いずれのインストール方法でも Enterprise 版の Pandora FMS コンソールをインストールしたあとに、Pandora コンソール (http://IP/pandora_console/) へアクセスする必要があります。続いて、ライセンスに同意するための次の画面が表示されます。

License accept.png

ライセンスを承諾すると、Enterprise 版で利用される Pandora FMS データベーススキーマが変更されます。このとき、Artica から提供されたライセンスキーを登録するための新たな画面が表示されます。

License setup.png

Pandora FMS 5 より前のバージョンでは、ライセンスキーを直接入力します。Pandora FMS バージョン 5 以降では、ライセンスと共に提供されるドキュメントに従った特別な手順を行う必要があります。

Template warning.png

Enterprise 版の Pandora FMS コンソールが正しくインストールされるまで、'pandora_server' デーモンは起動しません。ライセンス登録が完了しないと、エラーが発生するためです。

 


2.3 サーバの初期設定と基本設定

Pandora FMS がデータベースを設定し、それにアクセスするための MySQL ユーザを作成します。DB ユーザ "pandora" には、ランダムなパスワードが生成されます。ここで生成されたパスワードを Pandora FMS サーバに設定する必要があります。

最終ステップとして、/etc/pandora/pandora_server.conf を編集します。次の行を見つけます。

dbpass pandora

ここの "pandora" と書かれている部分を、ウィザードで生成されたパスワードに書き換えます。この設定が完了すれば、次のように Pandora FMS サーバを起動できます。

/etc/init.d/pandora_server start

起動時は、次のようなメッセージが表示されます。

Pandora FMS Server 3.0-dev Build PS090915 Copyright (c) 2004-2009 ArticaST
This program is OpenSource, licensed under the terms of GPL License version 2.
You can download latest versions and documentation at http://www.pandorafms.org 

 [*] Backgrounding Pandora FMS Server process.
 
Pandora Server is now running with PID 2085

Info.png

tentacle_server はシステム起動時に起動されるように設定されます。マシンを再起動せずに pandora サーバを動かす場合は、手動でサービスを開始してください。

 


3 Pandora FMS エージェントインストール

3.1 エージェントの条件

リモートエージェントは、最低限の環境のオペレーティングシステムが動作している機器で実行可能です。

コンポーネント OS
Pandora Agent 4.0 またはそれ以上
  • RedHat Enterprise (RHEL) 6.x
  • CentOS 6.x
  • SLES 11 SP1 またはそれ以上
  • OpenSUSE 11.x またはそれ以上
  • Debian 5.x またはそれ以上
  • Ubuntu 11 またはそれ以上
  • HPUX B.11.11 またはそれ以上、Perl 5.8 以上が必要
  • AIX 4.3.3 またはそれ以上、Perl 5.8 以上が必要
  • BSD Systems (NetBSD, OpenBSD, FreeBSD)、Perl 5.8 以上が必要
  • MacOSX 10.6 またはそれ以上
  • Solaris 8 またはそれ以上、Perl 5.8 以上が必要
  • Windows NT4 (この章の注意事項を参照)
  • Windows XP
  • Windows 2000
  • Windows 2003
  • Windows 2008
  • Windows 7
  • Windows 8
  • Windows 2012
Pandora Android エージェント 2.0 またはそれ以上
  • Android 2.2 またはそれ以上
Pandora 組み込みエージェント 4.0 またはそれ以上
  • 組み込みデバイスでコンパイルが必要



Info.png

Windows NT 用には、Unix エージェントを Windows 向けにコンパイルした特別なエージェントがあります。ただし、Windows ネイティブのエージェントよりパフォーマンスが低く、ネイティブの API アクセス機能がありません。

 


UNIX 環境では、以下がインストールされている必要があります。

  • Perl 5.8 またはそれ以上
  • オプションとして、unzipパッケージと、それを Pandora FMS エージェントのユーザが実行できるパスが設定されていること (このパッケージは、ファイルコレクションを使う場合のみ必要です)

3.2 tar ボールからのエージェントインストール

このパッケージは、任意の Unix/Linux/MAC OS システムへインストールするのに使えます。

エージェントはコンパイルの必要はありません。エージェントの tar.gz ファイルをダウンロードしたら、次のようにします。

1. root 権限を取得します。

su -

2. ファイルを /tmp 以下に展開し、インストーラを実行します。

tar xvzf pandorafms_X.Y_unix.tar.gz 
cd unix
./pandora_agent_installer --install

3. エージェントを手動で起動します。

/etc/init.d/pandora_agent_daemon start

3.2.1 カスタムインストール

エージェントは、完全にカスタムなディレクトリにインストールすることができます。このカスタムディレクトリに、エージェントの設定ファイル、ログファイル、プラグインや man ページの全てが入ります。

カスタムディレクトリを指定するには、次のように実行します。

./pandora_agent_installer --install /opt/pandora

指定したディレクトリ以外に作成されるファイルは、起動スクリプトの /etc/init.d/pandora_agent_daemon (UNIX の種類よって異なります) および、/etc/rc.d/rc2.d/S90pandora_agent_daemon 等のリンクファイルのみとなります。

また、root 以外のユーザでエージェントを実行するようにインストールすることもできます。たとえば、pandora ユーザで実行する場合は、次のようにインストールします。

./pandora_agent_installer --install /home/pandora pandora

カスタムユーザを指定した場合は、ユーザに書き込み権限があるディレクトリを指定してインストールする必要があります(上記の例では /home/pandora)。


Template warning.png

ユーザ pandora は、セキュリティ上の理由によりほとんどの場合デフォルトでは無効化されています。エージェントの実行に pandora ユーザを利用したい場合は、/etc/passwd ファイルで有効なシェルを設定する必要があります。

 


Template warning.png

OS X 10.11 またはそれ以上の場合: Apple により OS X に新たなセキュリティレイヤが追加されました。これにより root からいくつかの権限が外されています。Pandora エージェントのインストール時に制限されたプロセスと表示されます。Apple によって承認されたプロセスでのみファイルの編集ができます。このセキュリティシステムは、リカバリモードで起動したときに、ターミナルで csrutil disable を実行することにより無効化できます。

 


3.2.2 CentOS/RedHat へのエージェントインストール

CentOS/RedHat へソフトウエアエージェントをインストールするには、ウェブサイトから CentOS/Redhat 用の RPM パッケージをダウンロードします。

インストールには、以下のコマンドを実行します。

rpm -i pandorafms_agent-7.0NG-1.noarch.rpm

CentOS のリポジトリを有効化している場合は、次のようにインストールできます。

yum install pandorafms_agent

3.2.3 Ubuntu/Debian へのエージェントインストール

Debian にソフトウエアエージェントをインストールするには、我々のウェブサイトから deb パッケージをダウンロードします。

pandorafms_agent_unix-7.0NG-1.noarch.deb

インストールには、以下のコマンドを実行します。

dpkg -i pandorafms_agent_unix-7.0NG-1.noarch.deb

Debian リポジトリを有効化している場合は、次のようにインストールできます。

apt-get install pandorafms_agent_unix

3.2.4 SUSE へのエージェントインストール

SUSE へのソフトウエアエージェントインストールには、我々のウェブサイトから RPM パッケージ(バージョン番号や詳細は変更されることがあります)をダウンロードします。

pandorafms_agent_unix-7.0NG-1.noarch.rpm

インストールには、次のコマンドを実行します。

rpm -i pandorafms_agent_unix-7.0NG-1.noarch.rpm

SUSE リポジトリを有効化している場合は、次のようにインストールできます。

zypper install pandorafms_agent_unix

3.2.5 NetBSD および FreeBSD へのエージェントインストール

FreeBSD および NetBSD 用の Pandora FMS エージェントパッケージはありません。 tar ボールのインストーラを使ってインストールする必要があります。

インストーラを使ってインストールを行うには、"tar ボールからのエージェントインストール" の章を参照してください。

ファイルのインストール先と起動スクリプトの構造は Linux と異なります。

以下は、FreeBSD の場合を示します。

インストール後、以下の行を /etc/rc.conf に追加する必要があります。

pandora_agent_enable="YES"

Pandora エージェントを有効化するにはこの設定が必要です。これを行わないとプロセスが自動起動しません。

FreeBSD は、Pandora エージェントのほとんどのファイルが /usr/local 以下にインストールされます。

エージェント:

/usr/local/bin/pandora_agent

起動スクリプト:

/usr/local/etc/rc.d/pandora_agent

設定ファイル:

/usr/local/etc/pandora/pandora_agent.conf

プラグイン:

/usr/local/share/pandora_agent/plugins/*

Manページ:

/usr/local/man/man1/*

その他:

data_in およびlog ディレクトリは、Linux と同じです。

3.2.6 Windows へのエージェントインストール

エージェントは、実行形式 (.exe) のインストーラとして提供しています。基本的なインストールは、各ステップでオプションに答えるだけです。

Windows に Pandora FMS エージェントをインストールするには、それをダウンロードして実行するだけです。インストーラが、選択した言語で各ステップをガイドします。以下に Windows XP へのインストール例を示します。Pandora FMS は、Windows 2000 以上で動作します。32bit および 64bit バージョンがあります。



言語を選択します。

Pandora agent 3.0 RC3 install windows 01.png

ステップに従います。

Pandora agent 3.0 RC3 install windows 02.png

確認事項を確認し、Next をクリックします。

Pandora agent 3.0 RC3 install windows 03.png

Pandora FMS エージェントをインストールするパスを選択します(デフォルトでは c:\program files\pandora_agent です)。ブラウズして選択し変更することが可能です。完了したら Next をクリックします。

Pandora agent 3.0 RC3 install windows 04.png

ファイルがコピーされるのを待ちます。

Pandora agent 3.0 RC3 install windows 06.png

エージェントからのデータを受け取る Pandora FMS サーバの IP アドレス(または名前)を設定します。 エージェント名(デフォルトではマシンのホスト名が使われます)やテンポラリファイルのパスなど、その他パラメータを変更するには、エージェントの設定ファイルを手動で編集する必要があります。

Pandora agent 3.0 RC3 install windows 07.png

ここで Pandora FMS エージェントのサービスを起動するかどうかを決めます。選択しない場合は手動で実施するか、Windows を再起動したときに起動する必要があります。

Pandora agent 3.0 RC3 install windows 08.png

インストール完了です。エージェントのパラメータは pandora_agent.conf を編集するか、PandoraFMS メニューからのリンクで変更できます。

3.2.6.1 Windows エージェントのコマンドラインインストール

バージョン 5.1 以降のエージェントでは、インストーラは(GUIを使わない)コマンドラインインストールが可能です。インストールには、次のコマンドを実行します。

PandoraFMS_agent_v5.1.exe /S

デフォルトとは異なるパスにエージェントをインストールする場合は、次のようにします。

PandoraFMS_agent_v5.1.exe /S /D=C:\Agent_Pandora

3.2.6.2 コマンドラインでのアンインストール

アンインストーラの実行ファイルは、インストールしたディレクトリ内にある uninstall.exe です。コマンドラインで実行することもできます。それには、アンインストーラを /S オプションをつけて実行します。

例えば、デフォルトのパスに Pandora FMS エージェントがインストールされていたとします。

c:\program files\pandora_agent

次のように実行します。

“c:\program files\pandora_agent\uninst.exe” /S

3.2.6.3 コマンドラインからの PandoraAgent.exe の利用

pandoraagent.exe --help を実行すると、次のような表示がされます。

Pandora agent for Windows. Version 3.0(Build 091125)
Usage: PandoraAgent.exe [OPTION]

Available options are:
        --install:  Install the Pandora Agent service.
        --uninstall: Uninstall the Pandora Agent service.
        --test-ssh: Test the SSH Pandora Agent configuration.
        --test-ftp: Test the FTP Pandora Agent configuration.
        --process: Run the Pandora Agent as a user process instead of a service.


サービスをインストールする(インストールされていない場合)には、実行ファイルのインストール先ディレクトリ(通常は c:\program files 以下です)で次のようにします。

pandoraagent.exe --install

.exe ファイルが置かれている場所をもとに、サービスを有効化します。

サービスのアンインストールには、次のようにします。

pandoraagent.exe --uninstall

コマンドラインから ftp や ssh 接続をテストしたい場合は、上記のオプションを利用します。

3.2.6.4 Pandora FMS Window エージェントをプロセスとして起動する

デバッグやテストその他のために、エージェントは "プロセス" として起動することができます。その場合は、コマンドラインから次のように実行します。

pandoraagent.exe --process

プロセスとして起動する場合は若干制約があります。Pandora FMS は、エージェントをサービスとして SYSTEM ユーザで実行する前提となっているため、権限が無い他のユーザで実行した場合は正しく動作しません。