Pandora: Documentation ja: Other Monitoring

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1 他の種類のモニタリング

1.1 概要

リモートモニタリング、エージェントベースのモニタリング、ウェブモニタリングなどに加えて、Pandora FMS には他の拡張モニタリングがあります。これにより、保存しているデータからモジュールの値を予測したり、あるモジュールの値を元に数値計算した結果を返す新たなモジュールを作成することができます。

1.2 統合モジュールによるモニタリング

これは、エンタープライズ版の機能です。統合モジュールは、同一エージェントまたは異なるエージェントの他のモジュールですでに存在するデータを取得するモジュールです。実行可能な演算は、モジュール間の絶対値による算術演算(加算、減算、乗算、除算)です

例を以下に示します。

  • "Traffic sum" というモジュールは、ルータの入力および出力トラフィックの値を合計します。インタフェースのトラフィックの合計を出す新たなモジュールです。
  • "Total users" というモジュールは、5つのサーバで "Connected users" という接続しているユーザ数をモニタしている 10個のモジュールの値を合計します。

Template warning.png

統合モジュールは予測サーバによって管理されます。これらを使うためには、Pandora FMS サーバのコンポーネントを有効化し、エージェントにそのサーバを使うモジュールを作成する必要があります。

 


統合モジュールを作成するには、最初にモジュールタブのエージェントの管理セクションへ行きます。そこで、予測サーバモジュールタイプで、新たなモジュールを作成します。



Synth 1.png



最初の例では、異なる 2つのエージェントから 2つのモジュールの値 (CPUUse (Sancho-XP) および cpu user (garfio)) から、平均を計算する架空のモジュールを作成します。それぞれのマシンのモジュールは CPU の使用率を計測しますが、一方は Windows でもう一方は Linux のマシンです。最終的な結果は、エージェント Sancho-XP に双方の平均を計算したモジュールに保存されます。



Synth 2.png



2つ目の例では、Sancho-XP および Sancho-XP_2 という異なる 2つのエージェントの "Apache_accesses" というモジュールの平均を計算する "Total accesses" という新たなモジュールが作成されています。


Synth 3.png



簡単な別の例として、Sancho-XP_2 に "Total accesses" モジュールが作成されています。これは、単純に Sancho-XP の同様の名前のモジュールの値を "コピー" しています。



Synth 4.png



他の論理操作 (掛け算、引き算、割り算) をする時は、計算順序にのみ注意してください。異なるモジュール間で、どのように他の計算操作が動作するのかを確認してください。また、論理計算に固定の値を使うこともできます。(画面ショット参照)

左側のボックスから複数のエージェントを選択することができます。中央のボックスでは、選択したエージェントの "共通の" モジュールが表示されます。これは、サーバグループにおいて共通のモジュールから "平均" を求めるのに便利です。(例: CPU やディスク使用量)

1.3 予測モニタリング

予測モジュールには、"比較" し予測を行うための "元となる" モジュールが必要です。予測モジュールには、異常検出と値の予測の 2つのタイプがあり、いずれも予測を行うための元となるモジュールからの一連のデータに基づいています。これら 2つのタイプは、作成しようとしている予測モジュールのデータのタイプで決まります。

  • (generic_data) 時間間隔 5~10分の間の値の予測です。(時間間隔が長いと将来予測は悪くなります)
  • (generic_proc) 元となるモジュールによって収集される値に異常が発生するかどうかを検出します。

Template warning.png

予測モジュールは予測サーバによって管理されます。これらを利用するためには、Pandora サーバのサブコンポーネントを有効化し、作成するモジュールでそのサーバを利用する必要があります。

 


予測モジュールの定義方法を見ていきましょう。

依存のエージェントで上のモジュールタブをクリックします。そこで、新規予測モジュール作成を選択します。



Prediction create module.png



作成(Create) ボタンをクリックすると、予測モジュールを作成するために必要なフィールドを入力する画面が表示されます。データタイプは、予測モジュールのタイプを定義します。タイプに応じて障害予測(Booleanタイプモジュール)または将来の数値予測(数値データタイプモジュール)として動作します。



Prediction module basic.png



以下は予測モジュール特有の部分で、次のフィールドに注意する必要があります。



Prediction module basic2.png



  • エージェント(Agent): 名前の一部を入れれば、その名前のエージェントを検索します。
  • モジュール(Module): エージェントを選択すると、エージェントに含まれているモジュールが表示されます。 これは、将来のデータを予測したり、異常を検出するために利用する元となるモジュールです。
  • 期間(Period): 使用するサンプルの期間タイプを選択します:毎日、毎月、毎週があります。これを元に、過去 4つの期間の現在のデータおよびデータの情報が平均化されます。 毎日を選択した場合、過去 4日間の平均が利用されます。 毎週または毎月の場合の同じです。

最後に、拡張オプションのフィールドも忘れないようにします。

  • 間隔(Interval): 間隔は、その間隔の中の最新の 4日/週/月からサンプルを取ります。 たとえば、サンプルを 13:00 に設定し、間隔を 1時間に設定した場合、12:30 から 13:30 の間の最新の 4週間/月/日のすべての値の平均をとることになります。

数値の予測と異常検出の違いは、 数値予測計算と異常検出の違いは、後者は、予測計算で得られた値と現在の値を計算期間の標準偏差で定義されたしきい値を外れているかどうかを比較することです。内部では、障害(0)または正常(1)を返します。

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